2009年1月11日 (日)

ウソバスターバスター

ちょっと話題に乗り遅れ気味な感がありますが、あまりにもひどかったので。

     ◆

【ウソバスターをバスターしてみる】

昨日の午後7時からテレビ朝日系列で放送された 『ウソバスター』 という番組。

個人が運営するウェブログを取り上げ、その嘘を暴くという内容だった。

でも、『つまようじのギザギザ 』 とか 『NEWS は何の略か 』 などにまつわる誤解は、既にトリビアの泉 (の中の 『ガセビアの沼』 コーナー) で暴かれていたものなので、なんでそれを今さら他局が取り上げているのかなーと思ったり。

しかも、それらのウェブログは、どうやら番組のためだけに用意されたものらしいという疑惑が浮上しているという。
痛いニュース :: テレビ朝日「情報整理バラエティー・ウソバスター! 」で仕込みブログ発覚…ネットで祭りに

実際、番組で槍玉に挙げられたウェブログには記事が1~2件だけしか投稿されておらず、よほどの SEO 対策でもしない限り番組制作会社の目に留まる事はない。

というか、そんなマイナーなブログがたとえ嘘を書いたとしても、ネット社会全体に及ぼす危険性など皆無に等しい。 なぜなら、WWW という広大な情報の海の中で一人の無名ブロガーが毒を放っても、その極めて狭い射程範囲内に海水浴客がいなければ何の実害も無いから。

そういう意味で本当に怖いのが、影響力の強いアルファブロガーの記事だと思うのだけど、もはやそのレベルになるとたかだか1番組が太刀打ちできる相手じゃないしね。

     ◆

【ネットの声で世論誘導】

実はこれって、マスコミが世論誘導に悪用する事だってできる。

例えば、『ネット上にも という意見がある』 みたいに紹介すれば、その意見がたとえマイノリティのものであっても一つの既成事実を作り上げられるからだ。

2006年の大晦日に放送された格闘技の特番では、問題を起こした秋山成勲選手を擁護するために、『もともと存在しない発言を、さもインターネット掲示板の総意であるかのように』 捏造していた事が発覚したけれど、この例から明らかなように、実は他者の意見を引用する必要なんて全然なくて、完全に1人2役のマッチポンプでも大丈夫。

だって、たとえ自演目的であっても Web 上に公開しちゃえば 『ネットの意見』 なのだから。

こうした “露骨な演出” ならばすぐに発覚するのでそれほど危険視する必要はないだろうけど、もしかしたらネットユーザが気付かないだけでマスメディアの術中に嵌まっている例も存在するんじゃないかなー?

……っていう不信感が強まるんだよ。 インターネットコミュニティという虎の威を借るマスメディアの姿を見るたびに。

     ◆

【最後に】

番組制作サイドに悪気があったわけではないと仮定して、ちょっとだけ擁護論。

もしかしたら、番組で取り上げられたような主張を声高に行っている比較的メジャーなブログが実在するのかも知れない。 単に僕が知らないだけで。

で、それを晒し者にするのは倫理上問題があるという独自の判断から、スケープゴートとなるべきブログを新規に立ち上げたという憶測もできる。

名指しを伴う誤謬の指摘はしばしば人格攻撃と混同されるため、無用のトラブルを避けたいという意図があったのかもね。

それならば、せめて映像化する際には、『このブログは撮影用に制作されたイメージです』 という旨のテロップを入れておくべきだったし、当該ブログにも同様の断り書きを入れておくか、もしくは (撮影のためだけならば) 公開しなければ良かったのだ。

結局、番組で紹介されたブログは炎上。

あーあ。

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2006年9月26日 (火)

イマイ記者

日本テレビの 「イマイが暴く!“架空請求”スペシャル報道特捜プロジェクト」 を見た。

架空請求を行う悪徳詐欺業者と、それにしつこく立ち向かう “イマイ記者” の物語。

実際に、あるはずの無い借金によって死に追いやられた人もおり、笑い事では済まない問題になっている。

昨今の飲酒運転の取り締まり強化に乗じた振り込め詐欺が現れる可能性すらある。

詐欺グループとイマイ記者の応酬は凄絶極まるものであった。

相手が詐欺を認めるまで、イマイ氏は執拗に電話を掛け続ける。

ありとあらゆる威しをものともせず、徹底的に詰問する。

業者も負けじと声を荒げてがなり立て、イマイ記者を恫喝する。

生半な覚悟では到底真似できないほど、愚直なまでに己の正義感に従うイマイ記者の姿は、ジャーナリストとして立派だなと思う。

クロサギのような痛快さとは違うけれど、現実の世界で起きている犯罪組織に必死で抗うイマイ記者の覚悟は凄い。

高校の頃、架空請求を鵜呑みにして本気で悩んだ友人もたくさんいた。

詐欺の手口はいくらでも巧妙化するだろうし、小学生ですら携帯を持つようになったお陰で、ますます低年齢層を狙った悪質な手口も台頭してくる危険性だってある。

…… 非力な未成年である僕にできる事は、せいぜい詐欺に引っかからないようにする事くらいなのかなぁ。

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2006年2月 8日 (水)

お遊戯について

息子よ、オマエの演技は主演男優賞モノだ!!

(↑海底で揺れ動くワカメの役を演じる息子を激励しつつ )

 

ワカメが主演なの?

なにそれ、その斬新な設定は。

 

ここから、少年が演じているワカメについて いくつか考察したいのだが、CMの画像は大人の事情により使用できないようなので、こちらで確認していただきたい。

映像中のワカメは緑色だったと思う。

 

通常、ワカメは生きている状態だと茶色を呈すのである。

すなわち、少年が演じていたのはワカメの死体なのだ。

 

そう考えると、たいへんマニアックな役回りだと思う。

仮に、幼稚園のお遊戯で、先生が 『死亡済みのワカメの役をやりたいひと~』 と言ったところで食いつく園児など よほど特殊な性癖を持っているのだろう (言いすぎ?)

 

しかもそれが主役ときたもんだ。

 

幼稚園って、つくづく不条理だなぁ。

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